音楽理論参考書
北川 祐
辞書代わりに持っておきたい
僕が使っている理論書です。
音楽理論というのは「楽典」「和声」「コード進行論」「スケール」などそれぞれ専門書があって、例えば、一見分かりやすそうな「音楽理論入門」なんてタイトルであっても中身は楽典とコードの説明だけだったりしてなかなか全体が見えてきません。
この本はもともと「音楽理論ハンドブック」「コード進行ハンドブック」「コード・スケール・ハンドブック」という3冊を一つにまとめたもので、ぶっちゃけた話、「1回読めばすぐ分かる!」というようなものではないのですが、「とりあえず1冊」「辞書代わりに1冊」持って置くには最適だと思います。
この著者は別に
というコード理論に特化した分かりやすそうな本も出されています。
ギタリスト専用の音楽理論解説。
CD2枚付でわかりやすさもバツグン!僕も使っています。
篠田 元一
本格的なコードワークの教科書。
もともとキーボード奏者を対象に書かれているので、ギタリストには読みにくい部分もあるが、堅苦しい表紙のイメージほどは難しくないです。
うろ覚えの知識を整理し、体系的に理論を身に付けるには一度読んでおいた方がいいでしょう。
ちょっと理論をかじっている人も、一つや二つ「言葉の意味を間違っていた」なんて気がつかされると思います。
篠田 元一
「理論編」をさらに実践の作曲、アレンジに反映させた解説書。中上級者向き
単純に「ギターのアレンジを何とかしたい」という程度の方にはちょっと不向き。
ブラスやオーケストレーションなどの具体的なアレンジ事例もあり、MIDIの打ち込みなどでアレンジに悩んでいる方に向いています。