初心者のためのブルースギター講座(アコギ編)

ツー・ファイブでジャズらしく

ジャズでは「次のコードを予感させるコードに寄り道すること」で基になる進行を表情付けしていきます。

セカンダリー・ドミナント

通常のドミナント→トニック以外にも、目的のコードの直前にそのコードに対応するドミナントをおくことが出来ます。

これを「セカンダリー・ドミナント」といいます。

例をあげてみましょう。

下の譜例では8小節目がA7に置き換わっています。これはDm7に対するドミナントですね。DをIとしたときのV7がA7になるわけです。

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ツー・ファイブに分割

さらにセカンダリー・ドミナントもIIm7-V7(ツー・ファイブ)に分割できます。8小節目のA7を分割するとEm7-A7になります。

(※正確にはDm7はマイナー・コードなのでEm7ではなく、Em7-5になりますが、ここでは省略)

さらに4小節目のC7はもともとF7に対してドミナントになるのでこれもGm7-C7に分割してしまいましょう。

ここまではわかりましたか?

では応用で11~12小節目のターンアラウンドを分割すると・・・

まずG7をDm7-G7に分割します。さらにDm7の前にA7をおきます。

(これをさらにEm7-A7に分割することも出来ます。)

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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚以上。

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