初心者のためのブルースギター講座(アコギ編)

定番ずるずる奏法(ターンアラウンドの定番フレーズ)

「ずるずる奏法」という呼び方が適切かどうか分かりませんが、ターンアラウンドやエンディングに多用されるブルースに欠かすことの出来ない定番フレーズです。

ズルズルずらして・・・

左手のフォームを固めてズルズルと半音づつ下げて(上げて)いきます。

いろいろなパターンが考えられますが、代表的なものを2つ紹介します。

(どちらもキーEです。)

パターンA

例1も例2も同じフォームですが、使う弦が違います。当然弾かない弦は押さえなくて良いのですが、基本的にフォームが同じだということは覚えておきましょう。

リズムはアレンジ可能ですね。例以外にも上昇するパターンも考えられますので色々試してみましょう。

音を聞いてみる

パターンB

同じくキーはEです。例1は開放弦をからめた典型的なエンディングパターンです。

例2はビッグバンド・ジャズで良く使うパターンですね。ギターで弾くとこういう風になります。

音を聞いてみる

今回紹介したものは、ほんの一例です。

イントロ、エンディング、ターンアラウンドなど聞かせどころで使われることが多いので、一工夫して自分なりの「困った時の必殺フレーズ」を作って下さい。

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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚以上。

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