マイク真木 ( まいくまき )
日本大学在学中に「モダン・フォーク・カルテット(MFQ)」を結成。(同名のフォーク・グループがアメリカにあり、あやかったのか?)
日本のフォークソングのヒット第1号といわれる「バラが咲いた」は浜口庫之助の作曲で当初は他のポップス歌手が歌う予定であったが、デモ用に吹き込まれたマイクの歌を聞き急遽マイクのボーカルへ変更になった経緯がある。
「バラが咲いた」がフォークか否かの議論には賛否があるようだ。(特にフォークの精神性を重んじる関西でその傾向は強かったようだ。)
しかし、アコースティックギターを中心としたアレンジは当時斬新で、また同年の紅白歌合戦にマイクがジーパンで出演し話題になるなど「フォークというスタイル」を世間に認知させるには十分な効果があったことは間違いない。