ギタリストのためのコード理論講座

トライアドに7th、6thを加える

4つの構成音を持つコードを「4和音」といいます。4和音はトライアドに6度又は7度の音を加えます。

7thコード

基本的なトライアドの上に7度の音を加えたコードが「7thコード」です。
7th(第7音)には「長7度(maj7)」と「短7度(7)」があり、「メイジャートライアド」「マイナートライアド」のいずれにも加えることが出来ます。(図4-1)

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特にメイジャートライアド+短7度のコードは、3rdと7thが「トライトーン(全三音)」になるため、調性を決定する重要なコードで「ドミナントセブン」と呼びます。(詳しくは、別の項目で解説します。)

「m・maj7」は「マイナー・メイジャーセブン」と読みます。「マイナーでメイジャーとは、どういうこと?」ともっともな疑問をお持ちの方、単純に短3度(マイナー3rd)と長7度(メイジャー7th)の構成音を持つコードと理解して下さい。あくまでも「マイナーコード」の一種です。

6thコード

「メイジャートライアド」「マイナートライアド」に長6度の音を加えたコードです。(図4-2)
短6度は基本的に使いません。

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「6thコード」というとギター初心者の方には、すごく特殊なコードという印象があるかも知れませんが、実際には安定した響きを持ちトニックコード(キーの一番もとになるコード)として使います。

トライアドに7th、6thを加えるのまとめ

7thコードは「長、短の7度」を加える。6thコードは「長6度」だけ。

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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚以上。

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